【新作予想】オイスターパーペチュアルの成功を受けてデイデイトでステラ文字盤をリバイバル!?
ステラダイアル・ステラ文字盤をご存知でしょうか。
ステラ、すなわち星を意味するこの文字盤は、1970年代、中東市場向けにロレックスが製造していたデイデイトのバリエーションの一種です。
もともとデイデイトは1956年に発表されました。
「デイデイト」とは日付・曜日を同時表示する機能に由来しますが、その実態はロレックス屈指のハイエンドライン。
外装素材はゴールドまたはプラチナのみとなり、プレジデントブレスレットと相まって、とにかくラグジュアリーな腕時計として完成されています。
ちなみにロレックスは前述の通り、ムーブメントを3100番台から3200番台へと移行しています。この先駆けとなったのは、バーゼルワールド2015で発表されたデイデイトでした。
ロレックス デイトジャスト 179175FG
ロレックスが「エバーローズゴールド」と呼ぶ鮮やかな色味のゴールドで作られたレディースのデイトジャスト。
ピンクゴールドに微量のプラチナを配合することで、美しい色味を長持ちさせることを可能にしています。
こちらはダイヤル素材にメテオライト(隕石)を採用した一本。
メテオライト特有の幾何学的な模様が個性的です。
デイデイトは50年以上に渡る歴史の中で、非常に多岐に渡るバリエーションを展開してきました。そのターゲットは、王侯貴族や国家の要人,あるいは経営者に大企業の役職者であったことでしょう。
そしてターゲットの代表として、中東顧客が挙げられます。
ロレックスは1960年代頃から貴石や稀少なストーン,鉱物を用いたデイデイトを生産しましたが、ステラ文字盤もまたそんなモデルのうちの一つです。
製造年は1970年代。
ステラ文字盤は、ハードエナメルによってレッドやブルー,グリーンといった様々なカラーリングとなっていることが特徴です。まさに星のように目立ち、鮮烈な発色をするといった意味合いで名付けられたのでしょう。
ちなみにステラ文字盤は「ポールニューマン」「ルートビア」などといったようにファンが付けたニックネームではなく、ロレックス自身による製品名であったことも大きな特徴です。
このステラ文字盤はエナメルということもあり、非常に手間をかけて高価格帯で販売されることとなりました。まさに中東の、オイルマネーで潤うリッチマンらのための時計であったわけですね。
一方で派手すぎたせいか、販売は決して好調ではなかったようです。確かにデイデイトであまりに奇抜なデザインはニーズとして薄かったのかもしれません。
そのため製造期間は短く、またロレックスが回収してしまったのか、現在市場でステラ文字盤はほとんど見かけません。
しかしながら2020年、このステラ文字盤を彷彿とさせるバリエーションが、オイスターパーペチュアルに追加されました。
グリーンにイエロー,コーラルレッド、さらにはターコイズブルーといった新作の数々は、ファンを大いに驚かせました。
オイスターパーペチュアルも比較的カラーバリエーションが多いコレクションではあったものの、ここまでカラフルなラインナップは未だなかったためです。
しかも、この新色オイスターパーペチュアルが大ヒット。
オイスターパーペチュアルはデイトジャストの廉価版として誕生しましたが、現在その実勢相場は定価超えのプレミア価格に。とりわけティファニーブルーやコーラルレッド等の、これまでに全く見られなかったような色合いが人気のようです。
この大成功を受けて、かつてのステラ文字盤を彷彿とさせるカラーリングがデイデイトに復活するのでは、と予想致しました!
現在は好みや価値観が多岐に渡っているため、こういったバリエーション豊かな色合いへの要請が高まっているとも感じます。
もし復活したら、オイスターパーペチュアル並みの人気になるかも!?
シャネル 偽物 URL 2022年03月16日(水)18時53分 編集・削除
世界が恋する人気ブランド、シャネル。その歴史は1910年、創業者ココ・シャネルによってパリの小さな帽子店からスタートしました。